最近、YouTubeの投稿頻度が上がっています。
実はこれには理由がありまして、弊社で受託していた開発の仕事が突然なくなってしまったんですね。
今回はその経緯と、突然時間ができたことで取り組んでいるクミタテの活動についてお話ししたいと思います。
受託開発の仕事が突然終了しました
今年2月から、ある製品の受託開発に携わっていました。
開発はある程度形になっていて、あとは全体の評価を進めれば完成というところまで来ていました。
ところが、9月末をもって契約が終了してしまいました。
しかも、そのことを私が知ったのは10月に入ってからです。
契約が続いていると思って普通に仕事をしていたところ、確認してみると「先月で契約終了しています」とのこと。
「え? そうだったんですか?」
という感じでした。
正直、なかなか驚きましたね。
朝5時から夜まで、開発漬けの毎日
思えば今年は、ほとんどそのプロジェクトにつきっきりでした。
春休みも、ゴールデンウィークも、お盆休みも、休みらしい休みはほとんどなく、朝5時から夕方、あるいは夜まで開発を続ける毎日。
仕様変更などもあり、なかなか大変な日々でした。
あまりに引きこもって開発していたので、今年が暑かったのか寒かったのかも、あまり覚えていないくらいです(笑)
それだけ時間を費やしてきたプロジェクトだったので、完成した製品が発売されるところまで見届けられなかったのは、やっぱり残念ですね。
現場と決裁権者の判断が違う難しさ
こういうことは、受託開発では珍しくないのかもしれません。
開発を進めている現場のリーダーと、最終的な決裁権を持つ人が異なるケースです。
現場では計画に沿って開発が進んでいても、決裁権者の判断によって、開発の方針や契約が大きく変わることがあります。
その結果、実際に手を動かしている開発メンバーが振り回されてしまう。
今回は、そんな難しさを感じる出来事でもありました。
受託開発については、ほかにもいろいろと思うところがありますが、そのあたりは機会があれば別の記事や動画でお話ししたいと思います。
突然時間ができたので、クミタテを充実させました
さて、仕事が突然なくなったことで、時間ができました。
そこで、この1ヶ月は自社で運営している組み込み学習サービス「クミタテ」の改善に取り組んでいました。
クミタテでは、ESP32を搭載した自作マイコン基板を使って、組み込みプログラミングや電子工作を学べる教材を提供しています。
これまでは教材が一覧で並んでいるだけの部分もあったのですが、各単元で何を学ぶのか、実際にどのような動作をするのかが分かりやすいように、レイアウトを整理しました。
学習する方が、より取り組みやすい環境にしていきたいと考えています。
クミタテはこちらからご覧いただけます。

対面で学べる組み込み講座も検討中
また、クミタテの登録会員の皆さんにアンケートを実施しました。
その中で印象に残ったのが、特定のテーマについて、実際に集まって学ぶ講座があれば参加してみたいというご意見です。
確かに、組み込み開発や電子工作をオンラインだけで学ぶのは、難しいところもあります。
例えばマイコンのGPIOについて学ぶのであれば、実際にオシロスコープや直流安定化電源を使いながら、信号の変化を確認するような講座があっても面白そうです。
一つのテーマについて、参加者同士で集まって手を動かしながら学ぶ。
そんな機会を作れないか、現在準備を進めています。
開催するなら、まずは東京あたりになると思います。
具体的に決まりましたら、クミタテの会員の皆さんにもお知らせしたいと思います。
Blockly Gamesの続編「Blockly 2」を公開しました!
もう一つ、この1ヶ月で進められたのが「Blockly 2」の公開です。
私は地域のプログラミング教室も運営しているのですが、そこで子どもたちが使う教材として、Googleが公開している「Blockly Games」を活用しています。
Blockly Gamesは、ブロックを組み合わせながらプログラミングの基本を学べる無料教材です。
ただ、すべてのステージをクリアしてしまう子もいるんですよね。
そこで、Blockly Gamesの公開ソースコードをもとに、もう少し難しい問題に挑戦できる「Blockly 2」を制作しました。
もともとは自分のプログラミング教室で使っていたものですが、せっかく作ったのでWeb上に公開してみました。
すると、思っていた以上に反響がありました。
私が把握している範囲では、全国の8地域ほどの小中学校で、授業に活用していただいているようです。
授業が行われていると思われる時間帯にはアクセス数が一気に増えることもあり、驚いています。
Blockly 2はこちら(無料)
迷路のステージでは、繰り返し処理や条件分岐などを使って、キャラクターをゴールまで移動させます。
単純にブロックを並べるだけではクリアできない問題もあり、なかなか歯ごたえがあります。
Blockly Gamesをクリアした方は、ぜひ挑戦してみてください。
学校の先生方にお願いがあります
実は今年、地域の小学校でもプログラミングの授業を担当する機会をいただいています。
その中で、学校によってはプログラミング教育に十分取り組めていない現状も感じています。
そこで、Blockly 2が学校現場で活用できる教材なのか、先生方のご意見を伺いたいと考えています。
授業で使いやすいか、難易度は適切か、こういう機能があれば便利といったご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。
今後の教材改善に役立てたいと思っています。
仕事がなくなってYouTubeの投稿頻度が上がりました
ということで、この1ヶ月はクミタテの改善やBlockly 2の公開、YouTube動画の制作など、自社事業にいろいろと取り組むことができました。
ただ、当然ながら、これだけでは会社の経営が成り立ちません。
実は別の会社からも開発案件のご相談をいただいていたのですが、当時は受託していた製品の発売直前で、これからさらに忙しくなるだろうと考えていたため、お断りしていました。
それがまさか、突然仕事がなくなるとは……。
今となっては、ちょっと痛い判断でしたね。
とはいえ、過ぎたことを悔やんでいても仕方ありません。
これからも受託開発を続けながら、クミタテのような自社サービスも育てていきたいと考えています。
組み込み開発・スマホアプリ開発のお仕事を募集しています
合同会社タテプロでは、組み込みソフトウェア開発やスマートフォンアプリ開発などのご相談を承っています。
開発に関するお困りごとや、外部のエンジニアに依頼したい案件などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
合同会社タテプロ

そんなわけで、仕事がなくなった結果、YouTubeの投稿頻度が上がっているという近況報告でした。
今後も組み込み開発や電子工作に関する情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします!

