Blockly Gamesを授業で使う方法|45分の進め方と無料PDF教材

ブロックリーゲーム

Blockly Gamesを授業で使いたいけれど、「どのように進めればよいのか」「授業時間内に収まるのか」と迷っていませんか?この記事では、迷路を使った45分授業の進め方と、授業準備に使える無料PDFを紹介します。

Blockly Gamesは、画面上のブロックを組み合わせながら、プログラムの考え方を学べるブラウザ教材です。ソフトのインストールが不要で、対応ブラウザからすぐに始められるため、学校やプログラミング教室の授業にも取り入れやすい教材です。

ただし、教材を自由に触ってもらうだけでは、操作に時間がかかったり、正解した人から手持ち無沙汰になったりすることがあります。授業で使う場合は、操作確認、個人で考える時間、解き方の共有、振り返りをあらかじめ時間配分しておくことが大切です。

Blockly Gamesを授業で使うメリット

登録やインストールが必要ない

Blockly Games 2は、利用者のアカウント登録やソフトのインストールをせずに始められます。授業前に使用する端末でページを開けることを確認しておけば、当日はURLを共有するだけで開始できます。

実行結果を見ながら修正できる

ブロックを組んで実行すると、キャラクターが実際に動きます。予想と違う場所で止まったり、別の方向へ進んだりした場合も、実行結果を手掛かりにしてプログラムを変更できます。

最初から正解を作ることだけでなく、試す、確かめる、直すという流れを体験できる点が、授業で扱いやすい理由です。

同じ問題でも複数の解き方を比較できる

同じゴールへ到達するプログラムでも、ブロックの並べ方や数が異なることがあります。授業の後半で解き方を共有すると、「短くするにはどうするか」「他の人が読んでも分かりやすいか」といった視点にも広げられます。

授業前に準備するもの

  • インターネットに接続できるパソコンまたはタブレット
  • 最新版のChrome、Edge、Safariなどのウェブブラウザ
  • マウス、タッチパッド、またはタッチ操作
  • 教材ページのURL
  • 必要に応じて振り返りシート

学校のネットワークでは、Webサイトへのアクセスが制限されている場合があります。授業前に、実際に使用する端末とネットワークで教材ページを開き、ブロックの操作と実行ができるか確認してください。

Blockly Gamesの迷路を使った45分授業案

初めて授業へ取り入れる場合は、迷路レベル1から始めます。操作説明に時間をかけすぎず、実際にブロックを動かして試す時間を多めに確保します。

時間内容進め方
5分導入今日のゴールと画面操作を確認する
8分操作確認ブロックを置く・つなぐ・実行する
17分個人で挑戦迷路の問題を自分の手順で解く
10分解き方の共有複数のプログラムを見比べる
5分振り返り使った考え方と工夫を言葉にする

導入:5分

最初に「キャラクターをゴールまで動かす」という今日の課題を確認します。この時点では正解のブロックを見せず、まず動かして、違ったら直すことを伝えます。

操作確認:8分

ブロックを作業スペースへ置く方法、ブロック同士をつなぐ方法、プログラムを実行する方法を全員で確認します。ここでは操作方法だけを扱い、問題の答えまでは説明しません。

個人で挑戦:17分

各自で迷路に挑戦します。早くクリアした場合は、次のレベルへ進む、ブロック数を減らす、別の並べ方を試すなどの発展課題を用意しておきます。

うまく進めない場合も、すぐに答えを教えず、どこまで予想どおりに動いたかを一緒に確認します。

解き方の共有:10分

いくつかのプログラムを見比べます。ゴールへ到達できるかだけでなく、ブロック数、同じ処理の繰り返し、他の人が読んだときの分かりやすさにも注目します。

振り返り:5分

最後に、使った考え方、うまくいかなかったときの直し方、自分なりに工夫した部分を振り返ります。正解したかどうかだけではなく、試して修正した過程も言葉にしてもらいます。

答えを教えすぎないための声かけ例

状況声かけ例
キャラクターが動かない最初のブロックから、何が起きたか順番に見てみよう。
違う方向へ進む曲がる直前、キャラクターはどちらを向いている?
ブロックが多くなった同じ並びを何回使っているかな?
手が止まったゴール全部ではなく、次の角までならどう進める?

「ここへこのブロックを置く」と操作を指示するよりも、実行結果や現在の向きを確認する質問をすると、自分で次の変更を考えやすくなります。

無料の45分授業スターターガイド

迷路・45分授業スターターガイド

この記事で紹介した授業案に加えて、授業中の観察ポイントと、印刷して使える振り返りシートを全4ページのPDFにまとめました。

  • 45分授業の時間配分
  • 進行のポイントと声かけ例
  • 授業中に見るポイント
  • 印刷用の振り返りシート

授業で使うときによくある質問

利用者の登録は必要ですか?

登録は必要ありません。教材ページを開けば、そのまま問題に取り組めます。

一斉にアクセスしても大丈夫ですか?

通常の授業利用を想定しています。大規模な研修やイベントで利用する場合は、予定日時とおおよその利用人数を事前にお知らせください。

学習状況は保存されますか?

進行状況は使用中のブラウザ内に保存されます。別の端末やブラウザを使うと、同じ進行状況が表示されない場合があります。

まとめ

Blockly Gamesを授業で使うときは、操作方法だけでなく、個人で試す時間、解き方を共有する時間、振り返る時間を用意することが大切です。

最初から多くのレベルを進める必要はありません。まず迷路レベル1を使って、ブロックを組む、実行する、結果を確かめて直すという基本的な流れを体験できれば、次の授業へつなげられます。

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