組み込み開発を、実機で体系的に学びませんか?
クミタテでは、ESP32・電子回路・IoT開発を学べる オンライン教材を公開しています。無料会員向け教材も利用できます。
無料会員登録して教材を見る Googleアカウントなら簡単に登録できます
この回路に流れる電流は何アンペアでしょうか?

こちらが問題の電気回路です。
さて、この回路に流れる電流は何アンペアになるでしょうか?
ある人はこう考えました。

このように考えると、6Vの電源と9Ωの抵抗1つの回路とみなせるため、オームの法則から
と計算されます。
つまり、ジャンパー線の間につながっている2つの9Ωの抵抗は無視してOKという考え方です。
実際の答えは 2A です!
では、なぜそうなるのか、解き方を見ていきましょう。

まず、6Vの電源が各抵抗の一端にかかっていることがわかります。
電源のマイナス側(0V)も、各抵抗のもう一端に接続されています。
つまり、すべての抵抗に6Vの電位差がかかっているということです。
この構成は、9Ωの抵抗が3つ並列につながっているのと同じ状態です。
並列回路の合成抵抗は以下の式で求めます:
すべて9Ωなので、
よって、合成抵抗 です。
オームの法則 を使って電流を求めます。
つまり、この回路に流れる電流は 2アンペア となります!
電流を正しく求めるには、各抵抗の両端にどれだけの電位差があるかを考えることが大切です。
それぞれの電位差から流れる電流を計算し、合計する方法でも求められます。
このような回路を実際に組んで確かめるのは、なかなか大変ですよね。
そこで便利なのが、パソコン上で回路をシミュレーションできるツールです!
次回は、LTspiceという回路シミュレーターを使って、今回の回路を再現し、電流を確認する方法をご紹介します!