今回は「未経験から組み込みエンジニアを目指すなら私ならこうする」の第2弾をお届けします。
前回の動画では、未経験から組み込みエンジニアを目指すうえで まずは開発経験を積むことが大事 という話をしました。
評価ボードを購入して何か作ってみる。そして作ったものを自分で使いながら改良していく、という流れを紹介しました。
今回は、その「作る」ときに 同時にやっておくべき2つのこと を解説します。
作ったことをブログに公開する
まず1つ目は ブログにアウトプットすること です。
困ったらすぐブログに「見出しだけ」書く
開発していると、必ず「分からない」「困った」という場面が出てきます。
その瞬間に、まずブログに 見出しだけ書いてしまう のがおすすめです。
- 何に困ったのか
- どう調べたのか
- どう解決したのか
この過程をそのまま記事にしていくと、理解がどんどん深まります。
私自身、フロントエンドを勉強していたときにこの方法を実践して、理解が一気に進んだ経験があります。
ブログは「人に説明する」ことと同じ
ブログを書くということは、誰かに説明するのと同じです。 うまくまとめられればアクセスも増えて、やりがいにもつながります。
そして、自分が困ったことは 他の誰かも必ず困っている。 あなたの記事が誰かの助けになる可能性が高いんです。
ブログが企業案件につながることもある
実際に私も、ESP32 を使って LINE にメッセージを送る方法をブログに書いたところ、それを見た企業から「これを作ってほしい」と依頼が来たことがあります。
ブログは
- 自分の理解が深まる
- 誰かの役に立つ
- 企業案件につながる可能性もある
という三拍子そろった最強のアウトプットです。
余談:ブログをやるなら WordPress がおすすめ
ブログを始めるなら、サーバーとドメインを契約して WordPress を使うのが良いと思います。
私は最初、安さでさくらインターネットを使っていましたが、 ConoHa WING(コノハウイング) はワンクリックで WordPress 環境が整うので便利です。
簡単な案件を探して受けてみる
2つ目は 簡単な案件を受けてみること です。
これはある程度慣れてきた段階で挑戦すると良いと思います。
クラウドソーシングに登録してみる
- ココナラ
- クラウドワークス
などに登録し、組み込み系の案件があれば応募してみましょう。
応募するときは、
- 「こうすればできると思います」
- 「実績が欲しいので最初は無料でやらせてください」
と正直に伝えるのもアリです。
私の経験:最初は無料でも、実績がつけば一気に案件が増える
私もフロントエンドを勉強していたとき、ココナラで案件を受けていました。
最初は無料で実績作りをしましたが、評価がつくと案件がどんどん増え、 単月で十数万円稼いでプラチナランクになり、プログラミングカテゴリで1位になったこともあります。
大学の友人に「これ出品してるの姫野くんじゃない?」とバレたこともあり、面白い経験でした。
案件の本当の価値は「ソースコードが手に入ること」
私が案件をやっていた本当の目的は「人のソースコードが見たかったから」です。
今なら他にも方法があると分かりますが、当時は知らなかったので、 案件をこなしながらソースコードを読み、勉強していました。
結果的にお金も稼げて、知識も増えて、一石二鳥でした。
完璧じゃなくても応募していい
「絶対できます!」という段階でなくても大丈夫です。
- 「多分できると思う」
- 「調べながらやればいけるかも」
くらいの気持ちで応募してOKです。
結論:とにかくアウトプットしよう
ブログを書く、案件を受けるなど、 自分の経験・知識を外に出すことが大事 です。
アウトプットすると、
- 学習意欲が高まる
- 理解が深まる
- 誰かの役に立つ
- お金になる可能性もある
- 履歴書にブログURLを載せられる
とメリットだらけです。
自分が何に困ったのかを記録しておくと、後から見返すときにも役立ちます。
まとめ
- ブログに書くことで理解が深まり、誰かの役に立つ
- 案件を受けることで実績ができ、スキルも伸びる
- 完璧じゃなくても応募してOK
- アウトプットは未経験者の最強の武器
ぜひ、ゆっくり着実にアウトプットを積み重ねていきましょう。
以上で今回の内容は終わりです。ありがとうございました。
