100均のリモコンライトを分解してみた!赤外線リモコンの仕組みを解説
先日、100均で赤外線リモコン付きのリモコンライトを購入しました。
マイクロビットに赤外線受光センサーをつないで電子工作に使いたいと思い、試しに分解して中身を観察してみたので紹介します。
1. リモコンライトの内部構造


分解してみると、薄い樹脂製の筐体の中に小さな基板が入っています。
基板には次のような部品が載っていました。
- 赤外線LED(送信側)
- オリジナルのIC(制御用)
- ボタン電池ホルダー
- メンブレンスイッチの接点
裏面には複数のスイッチが配置されており、表側のフィルム状のボタンと連動しています。
2. メンブレンスイッチの仕組み

表面のボタンは、いわゆる メンブレンスイッチ です。
- 裏側に導電性のゴムや炭素膜が付いている
- ボタンを押すと基板上の接点(パターン)をショートさせる
- これにより IC が「ボタンが押された」と認識する
基板を見ると、例えば左上のボタン部分には「上に2本、下に3本」のようなパターンが描かれています。
上側には3Vが来ており、下側が入力端子になっていると考えられます。
ボタンを押すことで両者がつながり、IC が信号を検知して赤外線を発信する仕組みです。
3. 赤外線受信に使えるセンサー

赤外線リモコンの信号をマイクロビットなどで受信したい場合は、 VS1838B のような赤外線受光モジュールが便利です。
- 38 kHz の赤外線信号だけを受信できる
- ノイズに強い
- Arduino や micro:bit でよく使われる定番部品
このセンサーを使えば、今回のリモコンライトの信号が来たことを簡単に検知できます。
4. 分解中のちょっとしたハプニング

基板は樹脂ケースにネジ3本で固定されているだけなのですが、 ネジを1本外してパソコンの上に置いたところ、なぜか 基板が立ったまま止まる という奇跡が起きました。
他の部品は倒れたのに、なぜかこれだけ立っている…。
ちょっとした出来事ですが、妙に印象に残ったので書き留めておきます。
まとめ
- 100均のリモコンライトでも、赤外線リモコンの基本構造がしっかりしている
- メンブレンスイッチでICに入力を伝え、赤外線LEDで信号を送信
- VS1838B などの受光センサーを使えば、マイクロビットで信号を受け取れる
- 分解は電子工作の理解にとても役立つ
ちょっとした100均アイテムでも、電子工作の教材として十分楽しめます。
興味があればぜひ分解して仕組みを観察してみてください。
